動画サイトで衝撃!首つり自殺、生中継 (サンケイスポーツ)
自分の自殺場面を「ネット中継」するという前代未聞の事件が起きたそうです。なお、衝撃があると思いますので、このブログでは、映像の検索・紹介などは行わず、ただ報道を紹介するに留めます。
この事件ですが、9日午前8時ごろ、仙台市青葉区のアパートで、住人の男性(24)が首をつって死亡しているのを、宮城県警の警察官が発見しています。男性は動画サイトで事前に自殺予告を行ったうえで、9日午前5時半ごろに首をつった様子を生中継しており、「視聴者」が警察に通報しました。
事件の始まりは、11月4日にまで遡り、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「来週自殺します」と自殺した男性のものとみられる書き込みが行われたそうです。そして、勤務先(金融機関)の実名を挙げながら、職場での苦労や現在休職していることなどを書き込むなどしていました。
更には、動画サイト「ユーストリーム」で男性とみられる人物が、7日夜に再度の自殺予告や人生観などを語り、8日午前4時ごろ、一度途切れています。そのため、動画視聴者からは「(自殺予告は)釣りではないか」との書き込みが多くなされたものの、9日午前0時ごろから中継が再開されています。
9日午前3時45分ごろ、男性がベランダの物干しざおにシーツのような物を結びつけて首をつろうとしたが、物干しざおが曲がり中断しています。しかし、別の物干しざおにかけ直した9日午前5時半ごろ、今度は首をつったまま本当に動かなくなってしまい、画面では、背景の空が、徐々に明けていく様子がリアルに映ったとのこと。
というか、報道関係者は、これをただ眺めていただけだったんだろうか・・・それとも、全てが終わった後で見たのだろうか?前者ならば道義的責任が問われると思うんですが。
そして、この間、「視聴者」は、ユーストリームや2ちゃんねるで自殺予告や中継の真偽をめぐって議論が沸騰しており、金融機関に勤める男性の身の上などが明らかになるにつれて「リア充だ」と反感を持たれ、「氏ね」などという自殺をあおるような書き込みも多くあったそうです。
まぁ、嫉妬と足引っ張りという典型的なネット言論ですな。
「視聴者」からは9日午前6時すぎに通報があったそうで、死体を発見するに到っています。この死亡した男性はひとり暮らしで、不満を漏らしていたらしい会社には、今年4月入社したものの5月には体調不良で休職し、一度復職した後で、7月から自宅療養しながら定期的に通院していたようです。精神的な疾患にかかっていたのでしょうかね。
それにしても、いよいよこういう使い方をする人も出て来たということですね。なかなかその場では動画投稿自体は止められないでしょうから、厳しいものがあります。しかも、模倣するアホも出て来そうで、何とも微妙な感じです。なお、今回の一件をめぐって、他の報道もあります。
「早く実行しろ」「また死ぬ死ぬ詐欺か」…現実感なく書き込みエスカレート ネット自殺中継(産経ニュース)
まぁ、この事件自体は、前後5日間を掛けてのものでしたが、途中で止める人もいれば、止めない人もいて、むしろ自殺を促すような人もいてという状況。実際にビルの屋上に登って、「オレは死ぬんだ」とか言っている人を、下で眺めている人も、多分、そんな心境なんでしょうね。
或る意味、「ビルの屋上」を「動画サイトと掲示板」に変えただけ。「専門家」の見解では、今回の事件について、死亡した男性について、「詳しい状況は分からないが、自殺を公開するのは、誰かに後悔させたいとかメッセージ性がある場合が多いのでは」と推測していたりします。
おそらくそんなところなのでしょう。
拙ブログでは、自殺については、議論をせずに、ただ「ダメな物はダメ」だとしているので、今回の事件についても、男性には「バカ騒ぎするな」という一言でお終い。とはいえ、この男性にも、親やきょうだい、遺族がいる可能性もあるでしょうし、そういう方々には、また別の感情があります。たまたまですが、宮城の事件ですしね。
ニュース速報板より「( ^ν^)「自殺中継に釣られる情弱乙。いい加減リテラシー身に付けろや」 →本当に自殺でした」(アルファルファモザイク)
後日談というか、事件の感想もまた、ネット言論らしい結末のようで・・・でも、確かに煽った連中は人殺しだな。
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自分の自殺場面を「ネット中継」するという前代未聞の事件が起きたそうです。なお、衝撃があると思いますので、このブログでは、映像の検索・紹介などは行わず、ただ報道を紹介するに留めます。
この事件ですが、9日午前8時ごろ、仙台市青葉区のアパートで、住人の男性(24)が首をつって死亡しているのを、宮城県警の警察官が発見しています。男性は動画サイトで事前に自殺予告を行ったうえで、9日午前5時半ごろに首をつった様子を生中継しており、「視聴者」が警察に通報しました。
事件の始まりは、11月4日にまで遡り、インターネット掲示板「2ちゃんねる」に「来週自殺します」と自殺した男性のものとみられる書き込みが行われたそうです。そして、勤務先(金融機関)の実名を挙げながら、職場での苦労や現在休職していることなどを書き込むなどしていました。
更には、動画サイト「ユーストリーム」で男性とみられる人物が、7日夜に再度の自殺予告や人生観などを語り、8日午前4時ごろ、一度途切れています。そのため、動画視聴者からは「(自殺予告は)釣りではないか」との書き込みが多くなされたものの、9日午前0時ごろから中継が再開されています。
9日午前3時45分ごろ、男性がベランダの物干しざおにシーツのような物を結びつけて首をつろうとしたが、物干しざおが曲がり中断しています。しかし、別の物干しざおにかけ直した9日午前5時半ごろ、今度は首をつったまま本当に動かなくなってしまい、画面では、背景の空が、徐々に明けていく様子がリアルに映ったとのこと。
というか、報道関係者は、これをただ眺めていただけだったんだろうか・・・それとも、全てが終わった後で見たのだろうか?前者ならば道義的責任が問われると思うんですが。
そして、この間、「視聴者」は、ユーストリームや2ちゃんねるで自殺予告や中継の真偽をめぐって議論が沸騰しており、金融機関に勤める男性の身の上などが明らかになるにつれて「リア充だ」と反感を持たれ、「氏ね」などという自殺をあおるような書き込みも多くあったそうです。
まぁ、嫉妬と足引っ張りという典型的なネット言論ですな。
「視聴者」からは9日午前6時すぎに通報があったそうで、死体を発見するに到っています。この死亡した男性はひとり暮らしで、不満を漏らしていたらしい会社には、今年4月入社したものの5月には体調不良で休職し、一度復職した後で、7月から自宅療養しながら定期的に通院していたようです。精神的な疾患にかかっていたのでしょうかね。
それにしても、いよいよこういう使い方をする人も出て来たということですね。なかなかその場では動画投稿自体は止められないでしょうから、厳しいものがあります。しかも、模倣するアホも出て来そうで、何とも微妙な感じです。なお、今回の一件をめぐって、他の報道もあります。
「早く実行しろ」「また死ぬ死ぬ詐欺か」…現実感なく書き込みエスカレート ネット自殺中継(産経ニュース)
まぁ、この事件自体は、前後5日間を掛けてのものでしたが、途中で止める人もいれば、止めない人もいて、むしろ自殺を促すような人もいてという状況。実際にビルの屋上に登って、「オレは死ぬんだ」とか言っている人を、下で眺めている人も、多分、そんな心境なんでしょうね。
或る意味、「ビルの屋上」を「動画サイトと掲示板」に変えただけ。「専門家」の見解では、今回の事件について、死亡した男性について、「詳しい状況は分からないが、自殺を公開するのは、誰かに後悔させたいとかメッセージ性がある場合が多いのでは」と推測していたりします。
おそらくそんなところなのでしょう。
拙ブログでは、自殺については、議論をせずに、ただ「ダメな物はダメ」だとしているので、今回の事件についても、男性には「バカ騒ぎするな」という一言でお終い。とはいえ、この男性にも、親やきょうだい、遺族がいる可能性もあるでしょうし、そういう方々には、また別の感情があります。たまたまですが、宮城の事件ですしね。
ニュース速報板より「( ^ν^)「自殺中継に釣られる情弱乙。いい加減リテラシー身に付けろや」 →本当に自殺でした」(アルファルファモザイク)
後日談というか、事件の感想もまた、ネット言論らしい結末のようで・・・でも、確かに煽った連中は人殺しだな。
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