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大相撲チケット売れ残りが5000枚以上

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ファン離れ深刻…チケット5000枚売れ残る(スポーツニッポン)

東京・両国国技館で11日に行われた大相撲初場所3日目は空席が目立ち、チケットの売れ残り数が5118枚に上ったとのこと。

日本相撲協会広報部によると、1985年1月の初場所で現在の国技館に会場が移って以降、年3度の東京場所の1日の残券数としては過去最多の売れ残りだそうです。

現在、野球賭博や相撲部屋内暴力などの問題など、相次いだ不祥事からの再生を図る大相撲だが、色々な理由でもって、ファン離れが浮き彫りになっています。もちろん、横綱である白鵬関が強いということもあって、それを指摘するマスコミもありますけれども、拙僧的には、チケットを売る「仲介業者」を切ったことも、その原因であるだろうと思います。

ありましたよね。そういう話。この方々が、或る意味「上得意客」に、チケットを持っていって、売りさばいていたりしたわけですけど、諸事情からその人達を切ったわけです。無論、切った理由も分からないわけではないですが、ただ、或る意味チケット売買の実戦部隊だったわけで、それを補填するシステムを構築することが出来てない以上、こうなるのは明白であったわけです。

その意味で、報道されているような、「相撲人気の低迷」ということを、本場所の客の入りで考えるのはどうかな?と思うわけです。むしろ、これくらいが自然の数で、それ以上は、色々な人の努力があって、そうなっていたんだろうと思うわけです。よって、大相撲に関わる全ての人が、再度チケットをさばく努力をしない限り、この「低迷」は続くことでしょう。

なお、これまでのワースト記録は昨年5月の夏場所2日目の4973枚だったそうです。現在、国技館では約10500席が用意されているそうですが、3日目は半分が空席だったことになります。これは、実際に相撲を取る力士達も、その「異常事態」に気付いたでしょうね。

例年、1年最初の場所である初場所は客の入りがいいそうです。しかし、今場所は初日こそ満員御礼の垂れ幕が下がったが、成人の日で祝日だった2日目(10日)は大入りとはならず、3日目で急降下・・・

まぁ、チケット売買のシステムは、ただ相撲協会で待っているだけではどうしようもなく、顔が広い仲介業者のような人がいて、初めて捌けるはずです。よって、それが再構築されない限り、同じ状況は続くことでしょう。それに、そもそも本場所の席代は高いわけです。不況の昨今、厳しいものがあるでしょう。相撲の娯楽性ということを考えると、特にそう思いますね。面白くなければ、人は見に来ない。それは自明です。

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