新種の古代生物「歩くサボテン」が発見されました

新種の古代生物“歩くサボテン”を発見（ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト）−Yahoo!ニュース

古代生物、未だに発見されていない種は、たくさんいるんでしょうね。

今回のは、無数のトゲが生えた奇妙な姿をした古代生物が、中国の地層から化石で見つかったそうです。

“歩くサボテン”のような姿から学名「Diania cactiformis」と命名されたこの新種は、体長約6センチのミミズのような体で、堅い殻に覆われた10対の脚には関節を備えていたと見られています。

これは、生物が急速に進化した約5億年前の「カンブリア大爆発」時代に生息していたと推測されています。

今回の化石は、２００６年に中国南西部雲南省の発掘調査で発見されています。雲南省は、約5億2000万年前の古生代カンブリア紀に栄えた澄江生物群の化石が多いそうです。

この新種はカンブリア紀の海で繁栄した化石生物「葉足動物」の仲間であると考えられています。しかし、ほかの葉足動物とは姿が似ておらず、頑丈な脚はクモ類や甲殻類など節に分かれた脚を持つ現生の節足動物に近いとのこと。この独特の脚は現生の節足動物が葉足動物から進化したことを示唆するともされています。

同様の、新種の化石は30点ほど見つかっており、エサを食べる方法についてもいくつか仮説が立てられています。例えば、長い口で海底の泥の中にいる小さな生物を吸い込んでいた、とか、トゲの付いた脚を使って大きな獲物を捕らえていた、などだそうです。

とはいえ、分からないでしょうけどね。

さて、まだまだ分からないですね、この地球の生物というのは。まぁ、理由があって、現在世界中に見られる生物の姿になったのでしょうが、それこそ、長年かけた壮大な実験で現状のようになったのでしょう。

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