東日本大震災 水田1万ヘクタールの作付け不能に 宮城(毎日新聞)−Yahoo!ニュース
まぁ、確かに、名取市や仙台市若林区の沿岸部は、豊かな実りをもたらす水田地帯でしたから、何となくこの報道は事前に分かっていたような気もします。でも、1万ヘクタールっていうのは大きいですね。
今回の一件ですが、宮城県は2日、津波被害により、仙台市など15市町の約1万ヘクタールの水田で今年度の作付けが不可能になったと発表しています。被災した沿岸部15市町の水田面積の合計は約2万9000ヘクタールで、3分の1以上の水田が被害を受けたことになります。
今年度は、被害を受けた1万ヘクタールのうち生産調整により、6500ヘクタールが水稲、3500ヘクタールが大豆などに転作の予定だったそうです。県は被害のない内陸20市町村の転作農地のうち6500ヘクタールを水稲に回して昨年度と同規模のコメの生産量確保を目指す方針ですが、沿岸部の農家がそれで助かるわけではないし、剣としての生産調整は出来ても、農家一軒当たりの補償をどうするのかは、これからですね。
なお、そういう危惧は既に県でも分かっているようで、県は被災水田を転作分とみなす特例措置などを政府に要求しており、補償制度の構築も急ぐ方針とのことです。そして、軽微だった場所も多いとはいえ、内陸部も被災地であることには違いなく、書類上の計画が実施できるのかどうか?その辺も心配です。
そして、更に心配なのは、やはり「風評被害」でしょうかね。それを防ぐための、信頼出来る情報開示が必要だと思う次第です。そしてもちろん、福島第1原発の一刻も早い沈静化を期待します。
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まぁ、確かに、名取市や仙台市若林区の沿岸部は、豊かな実りをもたらす水田地帯でしたから、何となくこの報道は事前に分かっていたような気もします。でも、1万ヘクタールっていうのは大きいですね。
今回の一件ですが、宮城県は2日、津波被害により、仙台市など15市町の約1万ヘクタールの水田で今年度の作付けが不可能になったと発表しています。被災した沿岸部15市町の水田面積の合計は約2万9000ヘクタールで、3分の1以上の水田が被害を受けたことになります。
今年度は、被害を受けた1万ヘクタールのうち生産調整により、6500ヘクタールが水稲、3500ヘクタールが大豆などに転作の予定だったそうです。県は被害のない内陸20市町村の転作農地のうち6500ヘクタールを水稲に回して昨年度と同規模のコメの生産量確保を目指す方針ですが、沿岸部の農家がそれで助かるわけではないし、剣としての生産調整は出来ても、農家一軒当たりの補償をどうするのかは、これからですね。
なお、そういう危惧は既に県でも分かっているようで、県は被災水田を転作分とみなす特例措置などを政府に要求しており、補償制度の構築も急ぐ方針とのことです。そして、軽微だった場所も多いとはいえ、内陸部も被災地であることには違いなく、書類上の計画が実施できるのかどうか?その辺も心配です。
そして、更に心配なのは、やはり「風評被害」でしょうかね。それを防ぐための、信頼出来る情報開示が必要だと思う次第です。そしてもちろん、福島第1原発の一刻も早い沈静化を期待します。
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