将棋の里見女流三冠、「奨励会」入り決定

将棋の里見女流三冠、「奨励会」入り決定（読売新聞）−Yahoo!ニュース

将棋の里見香奈女流三冠（１９）は３日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館でプロ棋士養成機関「奨励会」の１級編入試験三番勝負の第１、２局を戦って、加藤桃子２級（１６）に敗れた後、伊藤沙恵２級（１７）に勝ち、１勝１敗で奨励会入りが決まっています。

２勝で１級合格、１勝でも２級に仮入会となるためです。

今後、２１日に大阪市の関西将棋会館で行われる、西山朋佳４級（１５）とのハンデ付き対局（香落ち）の勝敗で、１級か２級かが決まるとのことです。

里見女流三冠は今後、男女の区別がない奨励会で戦って、女性初のプロ四段を目指すとのことです。現行規定の奨励会では、女性はこれまで１級が最高となっておりますが、日本将棋連盟では女流棋士と奨励会員の兼業禁止の例外を認め、里見さんは女流棋戦にも出場するとのことです。

将棋界が願う、将棋ヒロインが出てくるかどうかですね。これまでの経緯もありますから、女流制度がいきなり無くなるとは思いませんが、でも、本当に強い人が、その実力だけを認められる世界であって欲しいと思います。能條純一さんの『月下の棋士』だと大和岬という女性プロが出ていましたね。里見女流三冠が、そうなるかどうかですね。或いは、『ハチワンダイバー』にも、強い女性棋士が出て来ますな。

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