Quantcast
Channel: つらつら日暮らし
Viewing all articles
Browse latest Browse all 15762

第60回『正法眼蔵』勉強会は昨日終了 次回は10月15日(金)

$
0
0
昨日の、「くりのみ会」の『正法眼蔵』勉強会ですが、11人(男性6名・女性5名)の方が来られました。皆さまありがとうございます

なお、昨日は、『正法眼蔵』「光明」巻の7回目(終了)になります。

因みに昨日は、雪峰義存禅師の話をいたしました。余りに有名な公案ですね。

雪峰山真覚大師、衆に示して云く、僧堂前、諸人と相見し了れり。
    『正法眼蔵』「光明」巻

この解釈について、つまりは「相見」ということが問われているわけです。一体、僧堂にて我々は何に出会うのか?端的に申し上げれば、「本来の面目」に出会うわけですが、それこそが「光明」であるというわけです。

仁治三年壬寅夏六月二日夜、三更四点、観音導利興聖宝林寺にて衆に示す。時に、梅雨霖霖たり、簷頭滴滴たり、作麼生か是、光明在、大家、未だ免れず雲門道に覰破せらるることを。
    同巻奥書

この箇所についても、『正法眼蔵』示衆形態の話を交えて一頻りお話ししました。「三更四点」というのは、午前2時頃だと考えられていますが、その時間に示衆されたということについて、いくつか考えられる理解の方法を示した次第です。

次回は以下の通りの開催です。「十方」巻を読んでいきます。

●次回(10月)の日程

日時:平成22年10月15日(金)
    午後6時半〜8時半
場所:東京都江戸川区タワーホール船堀4F和室(入り口の掲示板でご確認下さい)
     都営新宿線「船堀駅」の隣



テキスト:『正法眼蔵』「十方」巻(1回目)

参加費(会場費・準備費)
  一般1,000円
  学生500円

準備物:テキストは当方で準備しますので、筆記用具をお持ち下さい。
服 装:坐禅をしますので、足を締め付けないゆったりとした格好でお越しください。

●一回毎の流れですが以下の通りです。

『正法眼蔵』「光明」巻音読(15分)
  ※テキストは当方で準備します。
   ↓
坐禅(座禅)(20分)
   ↓
拙僧による解説(65分)
   ↓
質疑応答・雑談(5分)
  ※合間毎に休憩が入ります

●問い合わせ先

メールでお問い合わせいただく場合、この勉強会を主宰されている「くりのみ会」の鈴木先生kurinomi@aa.cyberhome.ne.jpにご連絡下さい。

激励ということで、にほんブログ村 哲学ブログ 仏教へにほんブログ村 仏教を1日1回押していただければ幸いです(反応が無い方は[Ctrl]キーを押しながら再度押していただければ幸いです)。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 15762