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ドイツが第1次大戦賠償金を完済 苦節92年

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第1次大戦賠償金、やっと完済…終結92年後(読売新聞)−Yahoo!ニュース

ドイツ政府は3日、第1次世界大戦(1914〜18年)の後始末を決めたベルサイユ条約でドイツが科された賠償金のうち、最後まで残っていた7000万ユーロ(約80億円)の支払いを終えました。総額は、諸説あるようですが、Wikipediaなどだと、1320億金マルク(当時のドイツGNP20年分)だとしています。

とりあえず、おめでとうございます。無論、あれだけの甚大な被害をもたらした、第一次世界大戦ですので、その賠償金は多額なものとなりましたが、過酷に過ぎたとの批判もありました。しかし、無事に返済が終わったんですね。というか、ここまで長年返済させられていたんですね。

今回支払われたのは、ベルサイユ条約発効後に、賠償額の軽減を定めたドーズ案(24年)とヤング案(30年)に基づく公債の利子分となります。33年に発足したナチス政権が賠償支払いを拒んだことや、第2次大戦後、分断国家となったことなどから、支払いが行われないままになっていました。

しかし、大戦終結から92年後の完済は、第2次大戦後の分断を克服した東西ドイツ統一から20周年の記念日に行われることになりました。このことから、世界平和を懇願し、再びの世界大戦が無いことを専ら祈るばかりです。

祝賀ムード一色に=統一20年で記念式典―東西格差、改善の兆し・ドイツ(時事通信)−Yahoo!ニュース

1990年の東西ドイツ統一から20年となる3日、北西部のブレーメンで記念式典が開かれています。式典ではパレードやコンサートを開催されており、統一時からの課題だった東西格差に改善の兆しが見え始める中、ドイツは祝賀ムードに包まれています。

式典にはメルケル首相やウルフ大統領のほか、周辺諸国との交渉に当たり、統一実現に大きな役割を果たしたゲンシャー元外相ら約1400人が出席しています。欧州連合(EU)欧州委員会のバローゾ委員長やファンロンパイEU大統領(首脳会議常任議長)をはじめとする外国要人も招かれています。

記念式典は毎年、各州の持ち回りで開かれ、今年はブレーメン州が主催しました。統一20年に合わせた行事は、このほかにもベルリンなど各地で1日から実施されています。あの統一は、余りに急に訪れました。その衝撃から、20年間かかって、ようやく1つの国としてまとまりつつあるということなのでしょう。こうやってみると、国も生き物ですね。

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