涌谷町長は自殺か 宮城(河北新報)
4月4日に死去した宮城県涌谷町の大橋信夫町長(69)は、自殺の可能性が高いと報じられています。
大橋氏は4日朝、軽トラックで自宅を出た後に連絡が取れなくなり、町で予定していた午前10時の会議まで登庁しないことから職員が遠田署に通報すると、午後3時50分ごろ、大橋氏の自宅から約500メートル離れた山林で意識がない状態で住民によって発見されました。
遺書は見つかっていません。
そこで、涌谷町は5日に会見し、副町長が空席のため、渡辺信明総務課長が職務代理者となると発表しました。町長選は町選挙管理委員会が通知を受けた日から50日以内に行われます。
今回死亡した大橋氏は涌谷町出身で、小牛田農林高卒で、1991年に町議に初当選し連続6期務めました。2008年から議長を務め、15年の前回町長選で初当選し、更に任期満了に伴う町長選(8月6日告示、11日投開票)への無所属での立候補を表明していたのですが、涌谷町は大きな問題が起きていました。
町は今年1月、従来通りの予算編成を続けると、2年後には町財政の赤字転落が予想されるとして「財政非常事態宣言」を出すなどし、更には公金を紛失した件で副町長が辞職するなどしていました。
決して、町長が一人で引き受けなくてはならないような事態では無かったと思うのですが、最近眠れていなかったという話もあるようですので、精神的に追い込まれていたのかもしれません。
今後、各地で起きるであろう地方自治の限界ですね。
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4月4日に死去した宮城県涌谷町の大橋信夫町長(69)は、自殺の可能性が高いと報じられています。
大橋氏は4日朝、軽トラックで自宅を出た後に連絡が取れなくなり、町で予定していた午前10時の会議まで登庁しないことから職員が遠田署に通報すると、午後3時50分ごろ、大橋氏の自宅から約500メートル離れた山林で意識がない状態で住民によって発見されました。
遺書は見つかっていません。
そこで、涌谷町は5日に会見し、副町長が空席のため、渡辺信明総務課長が職務代理者となると発表しました。町長選は町選挙管理委員会が通知を受けた日から50日以内に行われます。
今回死亡した大橋氏は涌谷町出身で、小牛田農林高卒で、1991年に町議に初当選し連続6期務めました。2008年から議長を務め、15年の前回町長選で初当選し、更に任期満了に伴う町長選(8月6日告示、11日投開票)への無所属での立候補を表明していたのですが、涌谷町は大きな問題が起きていました。
町は今年1月、従来通りの予算編成を続けると、2年後には町財政の赤字転落が予想されるとして「財政非常事態宣言」を出すなどし、更には公金を紛失した件で副町長が辞職するなどしていました。
決して、町長が一人で引き受けなくてはならないような事態では無かったと思うのですが、最近眠れていなかったという話もあるようですので、精神的に追い込まれていたのかもしれません。
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